2024/11/19 15:32
縁起物の食材をふんだんに使ったおせち。今日は第二弾です!!
●新巻鮭●
サケの内臓を取り除き塩漬けにした保存食です。 成長すると同じ川に戻ってくる鮭は、大きくなって“出世”した姿で田舎に戻ってくることから、縁起が良いとされており、「災いをさける(避ける)」という願いも込めて、お歳暮に選ばれています。年取り魚として大晦日やお正月に食べるお魚として贈られます。
昔はお正月に1つ年をとるという数え方をしていたので「新年を迎える」=「年をとること」で、歳神様を迎えるために塩漬けした魚をお供えしたものが「年取り魚」といわれています。「年取り魚」には地域性があり、主に東日本では「サケ」、西日本では「ブリ」が多く用いられています。
●するめ(寿留女)●
スルメは、イカの内臓を取り除いて素干しや機械乾燥などで乾燥させた加工食品のことでスルメイカで作ったものだけではなく、ヤリイカ、ケンサキイカを使ってもスルメと呼びます。スルメは干したイカの総称になっています。
スルメは伝統的な縁起物の一つで、お正月のお供えの品や結納品にも用いられます。
カチカチに干しあげたスルメは、日持ちのする食材であることから「末永く良いことが続くように」という願いが込められています。また「お金」を「おあし」ということから、スルメは足が10本もあり「足が多い」→「おあしが多い」→「お金持ち」、お金に困らないとも言われています。
スルメを漢字で「寿留女」と書くことで長寿・良縁・良妻を表し、女性の健康や子だくさんを願い、噛めば噛むほど味がでるスルメのように「味のある仲のいい夫婦になって欲しい」と結納品として納められるようになっています。
縁起物としてだけでなく、炙って食べたり、お雑煮などの出汁に使ったり、食材としても活躍します。
栄養成分はほとんどタンパク質で、脂質も炭水化物もあまり含まれず、ビタミンやミネラルなどの栄養素も豊富で、間食がやめられない人にはぴったりのおやつになります。
●帆立●
海中で泳ぐ姿が、帆を上げ風に乗って走る帆船のようであることから、新たな年の順風満帆を願いが込められています。
また、別名「海扇」と呼ばれ、扉を開いたような姿が末広がりで縁起がよいと言われています。
●アワビ●
おせち料理には様々な貝類が使われており、アワビ、トコブシ、ハマグリなどが定番です。
アワビは寿命が10~20年と長いため、不老長寿の祈りが込められています。
ちなみに、アワビより一回り小さいトコブシは「フクダメ」という別名から「福がたまるように」という願いを込めています。
●たこ●
たこは、茹で上げると色鮮やかな紅白模様になるため、縁起物としておせち料理に使われます。 赤は「魔除け」の意味を持ち、真っ黒な墨を吐いて敵から逃げることから「苦難を煙に巻く」、吸盤を持つ姿から「良いものに吸い付いて離さない」など、様々な云われから縁起が良いとされています。 また、「多幸」と当て字で表現できるため、「一年間幸せでいられますように」という願いが込められています。
八洋フーズの海鮮おせち「北の漁師膳」は目利きのエキスパートせり人が厳選した食材を新年を迎えるにふさわしいおせち料理として、重箱に詰め込みました。100個限定の販売ですので、是非お早めにチェックしてみてくださいね!!
11月30日(土)でご注文締切です!!