2024/11/12 12:14
みなさん、おせち料理は好きですか?わたしは大好きです。
ひとつの重箱に色とりどりの食材が繊細に詰め込まれて、ひとつに調和しているその姿がほんとうに美しくてうっとりしてしまいます。
おせち料理は、もともとは季節の変わり目祝い事を行う日に食べるお料理だったそうです。現在では、新たなる一年の繁栄と健康を祈りつつ、その縁起の良い食材たちを美味しくいただけるお正月のお料理として定着しています。
ひとつひとつの食材には、それぞれ特別な願いや意味が込められており、たくさんの海の幸が使われています。ここでは魚介類を中心にそのいくつかをご紹介します!!
おせち料理には、先人の考えや美味しく食べるための知恵や工夫がこめられていて、日本人のやさしさを感じます。
●数の子●
おせちに欠かせない食材である数の子は、ニシンの卵で非常に多くの卵を持つことから「たくさんの子に恵まれますように」という、子孫繁栄の願いが込められています。また「ニシン=二親」と当てて、両親の健康や長寿も祈願されています。
●かまぼこ●
かまぼこの丸い形が初日の出や円満を連想させ、おめでたい象徴としておせちに欠かせない食材です。紅白や松竹梅の柄でおめでたさを表し、赤は「魔除け」、白は「清浄」の意味を持ちます。いちばんおいしく食べられる厚さは12mmなのだとか!?
●海老(エビ)・ぼたんえび●
海老は茹でると身が丸まり老人の背中に似ていることや、長いヒゲから、「海の老人=海老」という漢字ができたとも言われます。そういったことから「腰が曲がるまで長生きをする」という長寿祈願が込められています。目が出ている様子が「めでたい」、脱皮を繰り返すことから「新たに生まれ変わる=成長と発展、出世を願う」ともいわれます。
●昆布巻●
昆布巻は「よろこぶ=喜ぶ」の語呂合わせでお正月の縁起物としておせちに用いられてきました。また漢字で「養老昆布(よろこぶ)」とも書けるため不老長寿の願いも込められています。巻は「結び」を意味しており、「子生(こぶ)」と書いて子宝成就や子孫繁栄を願っています。
●いくら●
プチプチの食感と濃厚な旨みのいくらは、美しい見た目の華やかさも手伝って近年はおせち料理の具材としても定番化してきています。おせちを華やかに彩るいくらは数の子と同じく「子宝にめぐまれるように」という子孫繁栄の願いが込められています。
●たたきごぼう●
ごぼうには、その黒い色で邪気を払い、細長い形には細く長く幸せを、地中深く根を張ることから家業や家族が土地に根付き安泰に代々続いていくという願いが込められています。
八洋フーズの海鮮おせち「北の漁師膳」は目利きのエキスパートせり人が厳選した食材を新年を迎えるにふさわしいおせち料理として、
重箱に詰め込みました。100個限定の販売ですので、是非お早めにチェックしてみてくださいね!!
その②につづく。。。